国境を越える、メイドインジャパンの海苔
クライアント 株式会社 磯屋
取扱品目 海苔
実施期間 2023年~2024年
輸出先 ドバイ、アメリカ、EU、韓国など13ヵ国
創業70年の埼玉県の海苔メーカー磯屋様は、3代目の社長 五味様が九州の有明海産を中心に日本全国各地の産地に行き、実際に見付けをした海苔を仕入れ自社工場で一貫して生産しています。輸出事業の開始前は冠婚葬祭の返礼品を主に扱っていましたが、コロナ禍において需要が激減したことにより販売戦略を模索。海外市場に目を向け、2021年より輸出を開始しました。積極的に海外取引先との商談を重ねた結果、2023年度までの3年間で約17倍も輸出額を伸ばしました。
輸出支援先
中東・アメリカへ輸出を開始、その後EU各国、アジア市場へも新規販路拡大を行っています。(2024年6月時点)
現状理解から現地での販促まで支援。
まずは、現在どの商社を経由してどの国に輸出しているのか、商流を整理し理解することから着手。その上で、カバーしきれていない国に関しては、弊社と取引関係がある商社やレストランを紹介し、磯屋様の商品が正しく理解され、販路を拡大できる環境を整えました。また弊社が出展している海外展示会にブースを間借りしていただき、海外の展示会ならではの販売方法や顧客開拓の仕方、効果的なプレゼンテーションの方法など、これまで弊社が培ってきたノウハウを余すことなくお伝えました。
日本産の高品質な海苔
世界には中国や韓国産の海苔が広く流通する中、明確な差別化が可能な「日本産の高品質の海苔」というポジションに特化して輸出額増加を目指しています。海外でも人気な寿司やラーメン、おにぎりにおいても新たな提案ができるよう、要望に応じてレーザー加工を施せるプリント海苔の販売も開始しました。